環境の変化からか、来タイ後ずっと不調なまま3ヶ月。バンコクで日本人に有名な鍼灸治療院というとT治療院がありますが、筆者にはちょっと合わなさそう。で、ほかを探してたら見つけました、脈診(脈をとる)だけで全身の不調をパッと言い当てる、というスゴそうな先生。その治療院の名は「漢灸(Han Jiu/ハン・ジウ)」。今回は、そこに行ってきましたのレポートです。
Dr.Leeは英語OK
Lee先生は韓国人なのですが、中国の大学で学んだというのもあるのか、中国語もペラペラ。ペラペラというわけにはいかないけど英語とタイ語、それからごく簡単な日本語もできるようです。すごいな、これで5ヶ国語。
著者が予約のために電話をかけたときには先生ご本人が出てくださった様子。ほかのスタッフはどうもほぼタイ語しかできない様子なので、場合によっては電話をかけてもタイ語しか通じないこともあるかも。
Lee先生への英語はちょっとでも複雑な表現になると通じないのですが、彼の想定内の質問だったり、こちらが意識して単純な単語をはっきりと発音すると通じる確率が上がります。著者の体感からいうと、日常会話がギリギリOKな程度でしたが、語彙に限りがあるしこちらもカタコトなため、ミスコミュニケーションが生じる場合が… 詳細はあとで書きます。
脈診でいろいろ言い当てるというのは本当だった!
ちょこちょこと質問しながらじーっと両手首の脈をとって数分。私、なーんにも喋ってないし何か書いたりしたわけでもないのに、こう。
「一年以内にいろんなことが全部変わったでしょ?(たぶん生活環境の変化と言いたい)タイに来たとかそういうことかな。それですごく疲れてるね」
そのとおりです。衣食住ぜんぶ変わりましたー。毎日疲れてだるくて眠くてしかたないです。
「あんまりものごとを深く考えすぎないで。考えすぎがいろんな痛みにつながってる」
はーい、生まれつき考えすぎる気難しい性格です。ストレスかかるとテキメンに偏頭痛出ます。
「腎臓が機能してない。肝臓にも問題がある。そのせいで、肩が痛い、背中が痛い、頭が痛い、目が痛いね。肩がガチガチに固くなってるはず。頭痛はぎゅーっとしめつけられるような強い痛みでしょ?」
はいそのとおりです。腎臓といってたけど、もしかすると中医学の腎(腎臓および生命エネルギー)かもしれない。疲れすぎると腎が弱くなるのよね。肝臓というのは中医学の肝(肝臓および精神活動、肩まわりの痛みなどと関わりがある)かもしれない。しばらくステロイドとか、強い薬ずいぶん使ってたもんな。そりゃ、代謝を担う肝臓も疲れてるだろう。心身のストレスが強かったから、肝のバランスが崩れるのもあたりまえ。
先生の表現した痛みはまさに偏頭痛の痛みで、肩の激しいコリや痛みは偏頭痛発作が落ち着いたあとにしつこく残るもの。これがうまく解消されないと続いて偏頭痛が出やすくなる。
「かなり難しくなってるから(問題が複雑に入り組んでいて一筋縄ではいかないから)できれば続けて来たほうがいい」
わかってます、わかってますよ。自分でそりゃわかる。お金がとめどなくあればそりゃ来ますけどね。
オレンジ色の施術服に着替える
問診が済むと、柔道着みたいなわりと分厚めの生地でできたオレンジ色の施術服に着替えます。先生がカタコトとジェスチャーで説明してくれるけど、後ろ開きになるように着るので注意。下着(underwear)はとるように言われます。著者は上半身はブラをとって直接施術衣を着、ショーツは迷ったけど履いたままにしました。施術時にも特に問題はなかった様子。
男女別の更衣室があって、中には鍵のかかるロッカーとシャワールーム、トイレ。先生はカタコトの英語で最低限の説明をしてくれるだけなのですが、おそらく「着替えてトイレを済ませて、貴重品はロッカーに入れて、ロッカーの鍵と必要なものだけ持って施術室に来なさい」ということかと。
この施術服は、のちに私の汗で全体に色が変わり、ずっしり重いほどになりました。
施術室へ
施術室はオープンエアー(窓開け放し)で、エアコンかかってません。最初、室温も暑いしお灸も熱いからつらいんだけど、そのうちこれがパラダイスに変わります(※個人の感想です)。
著者が見たかぎりではベッドは6床。私を合わせて3人の女性患者がいました。あとからわかったのですが、彼女らはみんな友達で、中国人だったみたい。
翌日になって「なんで私こんなに足を蚊に刺されてるんだろ」と思ったら、そうだ、施術室だと思い当たりました。
突然背中をバキバキやられて驚きおののく
顔のところに穴の開いてるベッドに案内され、うつぶせに寝かされたあと、先生から英語とジェスチャーで、「ワンと言ったら吸ってツーと言ったら吐いて」と教えられました。ワンツー、ワンツー、ワンツーと3回目で吐いた瞬間に、背中の肩甲骨と肩甲骨の間ぐらいをググッと押されてバキバキっと! 思わずびっくりしてうおおっ! と声が出る著者。同じあたりをもう1回ワンツーでバキバキ。うおおー。バキバキやるよーとひとこと言ってほしかった…
押された位置は、ツボ的にいうと肺兪(呼吸器を司るツボ)あたりな気がします。
お灸は苦悶の背中側から
あのね、これけっこうつらかったです。1時間半うつぶせで、ベッドにあいた穴から下の床しか見えないし、背中のお灸が動いちゃうからむやみに動けない。しかも言葉があんまり通じない。状況がまったくわからなくて不安。途中でおもむろに先生が来て手をとって、「すごい熱いときはここ押してね」と、ナースコール的なボタンの位置を教えてくれたけど。
暑いなか20分歩いてきて、暑い部屋で熱いお灸のせられて1時間半何もできず動けないの刑。最初あったかくて気持ちいいんだけど徐々に熱くなってくる。何度もお灸したことのある著者は、耐えられるか耐えられないかの瀬戸際でこそ効くという実感があったため、今か!? いやまだか!? と常に葛藤しつづけていました。
結局、1時間ほど耐えたあとだったか、ボタン押して「roon, roon(ちょーあつい)」と訴えたら、女性スタッフが来て「roon na kha?(熱いんですね?)」といって対応してくれた。何されてるのかわかんないんだけどちょっと楽に。あとになって、これはお灸と身体の間に布をはさんでくれてるのだとわかりました。
なにしろ、ありえないぐらい汗がでる。著者は元来それほど汗をかかないたちで、だらだら汗が流れるなんてそうないんだけど、このときは全身から汗がだらだら滴り落ち、心臓はバクバク。なんかこう、温泉に長く入りすぎたときみたいな感じで、あー涼しいとこいってひとやすみしたい、冷たい飲み物飲みたい! という感じでグッタリ。
そのうち先生が来たので、「ちょっと疲れた気が…」と控えめに訴えると、「知ってる。でもこれそういうやつだから」と有無をいわさず続行。先生…(T_T)
ここで、「おなかのお灸もやる?」と言われたので、グロッキーな中で「せっかくならやってもらおう」と思い、お願いをした。これ、あとで超ビックリする結果につながります。
とりあえず、1時間半耐えきると背中のお灸を外してもらえ、背中を拭いてもらえます。で、手で示されたほうを見やるとお茶が用意してある! ほどよくぬるいお茶で、グイグイいけました。ちょっと甘草が入っているような、うっすら甘みのあるお茶だったな。
悦楽のお腹側お灸
お茶を2杯グイグイいったところで振り返ると、ベッドにお腹お灸のためのセッティングがされていました。脚の位置には三角の枕があって、膝を曲げた状態で寝るもよう。
おへそを中心におなか全体を覆うようなお灸をのせられました。今度は何されてるのか見えるので安心だし、面白い。まずは薬草の粉をおへそを中心に塗り、その上に、たたんだ布の上にモリモリともぐさの塊を載せたものが載せられます。もぐさの塊にはすでに火がつけられてる。火をつけるのはワイルドにチャッカマンで。ほんとはお灸ってお線香で火をつけなきゃいけないらしいんだけど、量が量だけに悠長にやってられないのでしょう。
お腹のお灸が始まった次の瞬間に、ウッハーきっもちいいーーー!!! とテンションダダ上がりになりました。なんだろうあれ。完全にハイだった気がします。
背中側のお灸はあんなに苦しかったのに、あんなに汗出てたのに、汗はスッと引いて、ここしばらくずっとモヤモヤしていた目と頭はクリアになり、なぜか鼻もわりと通ってる。
そこいらじゅう開け放たれた窓の向こうには萌え出る庭の緑、そのすきまからちらちら光る陽光が見える。著者には聞き慣れない南国の鳥のさえずる声や、ウインドベルの鳴る音が聞こえる。自分のお腹やほかの患者の背中からもくもくと立ちのぼり、天井を舐めて外へ出ていく煙が、いっしょに私たちの邪気や煩悩を吸い出して天に連れていってくれるかのように見えて、しかもそれが逆光なのよ逆光。鳥はさえずってるし(2回め)。ちょっと泣きそうになった。
ここはパラダイスなのか!? あやうく成仏していまいそうだ! と神仏の混沌と入り混じった不謹慎な感激に身を任せながら、この治療院にとって、場所やインテリア、庭のつくりなど、全体の空間のバランスがとても大事だったのだ、と納得しました。
着替えてお灸後の問診など
スタッフの女性がタイ語で「終わったわよ」というようなことを言ってお腹のお灸の始末をしてくれたのですが、どうしていいかわからないのでそのまま横たわること数分。動きがないので施術室から出ていくと先生が庭を眺めていて、私を目にとめると「着替えて」と。
着替えてよくわからないまま戻ってくると、さきほど脈診と問診をしたデスクに先生が座ってる。「お金はどこで払えばいいですか」と訊くと、「うんまあ座って」というジェスチャー。
「ともかく考えないこと。考えすぎがいろんな痛みになるんだからね」と何度も言われているうちに、スタッフが何か黒い濁った液体の入ったカップを持ってきてくれました。
「お腹にいい薬だよ。飲んで」と言われて、ゆっくりめに飲み干しました。まあ、普通の漢方薬の味。
ミスコミュニケーションで驚きの値段に。でも納得
薬を飲み終わったら、「で、今日は背中とお腹にお灸したから、5000バーツ(2万円弱)ね」と言われてひっくり返った!
電話では1回の治療が2500というふうに聞いていたので、まあそれでも多くかかったときのためにと4000持ってきてたのだけど… 足りないじゃんか。
最初の問診時に話したときに、背中が、お腹が、という話をしてたのでちょっと気になって、背中1回2500、お腹1回2500なんですか? ということを訊いたのね。そしたら「いや違う」みたいなことを言われたので、まあじゃあそういうの込み込みで、1回治療に来たら2500なのかな、いくらかとられたとしても4000超えないだろうなー、よかった、と思ってた。のだけど…
「5000!? すいません私今日4000しかもってなくて!!」といったら、「いいんだよ、次の機会で」と。焦って「メールします、メールしますから!!」とくりかえす著者。
双方カタコトであることによるミスコミュニケーションですな。どちらも悪意がなかったし、もう治療は終わってしまったから、どうしようもない。
ともかく、背中のお灸1回2500、お腹のお灸1回2500なので、そこ注意してください。庶民にはかなりの大金なので、超ビックリします。
まあでも、日本の鍼灸の値段と比較して考えたらまあまあ妥当な値段なのですよ。私が受けてきた鍼灸はだいたい10分1000円ぐらいからが相場だったので、3時間半たっぷりサービス受けたとして210分。単純計算で21000円になるわけで、そればかりか薬までもらったわけだから、むしろちょっと安いぐらい。鍼灸の世界ってホント玉石混交で、怪しい人とか、ボッてるなーって人いるけど、この先生の3時間半5000バーツはむしろ安いかもと思いました。
10回連続コースを予約してまとめて払うと1回分無料になるよ(10回の値段で11回受けられる)、という話もそういえば最初にしてたっけ。そうなるとさらにお得だけど、そんな大金払えませんがな… あ、でもすでにそれなりの大金払ってるからもう腹くくって10回分払ってしまって受けまくるのもありかも。
絶叫のマッサージ
「それはそうと、いま2分だけマッサージしていい?」「今?」「そう」となったのでお願いしたら、これが死ぬほど痛い! じっとしていられなくてギャーギャー絶叫。逃げちゃいけないとわかってるのに身体が痛みから逃げようとする。がっちりホールドして容赦なく揉み続ける先生。肩を押さえられてるもんだから、足をジタバタさせたり手で椅子を叩いたりして耐える。それを見て笑うほかの患者。頭の中で「Oh my God forgive me!!」という言葉を出そうと準備するも、痛すぎて息できないほどで、酸素なくなりそうなぐらいヒイヒイ叫ぶだけで終わりました。
ほかの日本人患者が書いてた記事で、「鍼が死ぬほど痛かった、出産より痛かった」ということを書いてたので、きっとマッサージもそうだろうなと覚悟はしてたけど、痛いなら痛いよってひとこと先に言ってよ笑
なんというか脳みそを直接揉まれたような刺激で、思わず強烈に頭がクリアに。汗は出るわ目はチカチカするわひいふう息切れするわ。なんか今の絶叫で声の詰まりがとれた気がするし笑
考えるな(、感じろ)!
ひとしきり呼吸を整えたところで、「何か生活上気をつけたほうがいいことはありますか、食事とか」と聞いたら、「なーんでもいいよ、そりゃ、いろいろ濃すぎるとか辛すぎるとかは避けたほうがいいけど。ともかくね、そういう細かいこと考えるのがいけないんだよって言ったでしょ!考えるな!」
「わ、わかりましたわかりました、わかっちゃいるんだけど…」とカバンを持ち上げつつ、ハッと思いついて「(私が残金払わないで逃げるかもとか思わないの? 用心のために)電話番号とか訊かないんですか?」って言ったら「いいんだって!だからね、そういうことを考えるなと言ってるの。考えるな!考えちゃだめ!!」
はい、グウの音もでません。サンキュー、サンキューべりマッチ…
玄関を出て門のところまでニコニコして送ってくれました。
帰る道中、まるで禅問答みたいだなーと思っていたのだけど、あとでさらにびっくり。これを記事に書こうと先生のことをいろいろ調べていたら、先生が韓国の有名な禅宗系の仏教の主任医師をなさっていることがわかったんです。詳細は下に書きます。
Dr.Hansung Leeのプロフィール
通称Dr.Lee、漢字名・李漢盛。韓国生まれ。中国・山東省の山東中醫藥大學にて医薬学士取得。
・独自の東洋医学治療「漢灸(Han Jiu/ハン・ジウ)」の創設者。
・韓国で最もメジャーな禅宗系の仏教宗派「曹渓宗」の主任医師。
・韓国の「漢盛中国伝統医学マッサージ治療研究所(Hansung Science of Traditional Chinese Massage and Treatment Research Center)」の創設者。
・中国の「中国気功協会」公認の気功術習得者。
※曹渓宗について詳細は以下を参照。
曹渓宗 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9B%B9%E6%B8%93%E5%AE%97
漢灸(Han Jiu/ハン・ジウ)の診療時間
10:00~18:00(月曜休)
漢灸(Han Jiu/ハン・ジウ)の治療内容、料金・代金
漢灸の治療は、背中なら脊椎全部、おなかならおなか全部を覆うような大きなお灸を、1時間半ほどかけて燃やしていくのが中心。お灸の前に脈診と問診、後に再度の問診、支払い、必要に応じて漢方薬の処方・短時間のマッサージや鍼といった前後のケアがあります。
料金は「お灸1回(+前後のケア)」で2500バーツ。1回のコースにかかる時間は1時間半~2時間ほど。「お灸1回」の数えかたは、背中で1回、お腹で1回です。たとえば、こういう感じになります。
脈診・問診+背中にお灸(1時間半)+お腹にお灸(1時間半)+問診・漢方薬処方・数分のマッサージ、トータル3時間半=5000バーツ
漢灸(Han Jiu/ハン・ジウ)の日本語公式サイトURL
Dr.Lee Oriental Medical Therapy
http://www.hanjiuspa.com/japanese/
※電話番号やメールアドレスなどの連絡先は、このサイト>お問い合わせ で確認できます。音が出るので注意。
漢灸(Han Jiu/ハン・ジウ)の所在地・行き方
所在地
8/1 Soi Lernjai, Kongtonnua, Wattana Bangkok
グーグルマップはこちら
https://goo.gl/maps/YrRUF
※画面右下の歯車のマーク[設定]>[地図を共有する] から、メールで地図のURLを自分に送るなどができます。著者の場合はこうして自分に送った地図をスマホのグーグルマップアプリで開いた状態で、現在位置を表示しながら歩きました。
行き方(簡易版)
BTSエカマイ駅の1番出口を出て、スクンビット・ソイ63(別名エカマイ通り)の角まで出る。この角を右折して同ソイに入ったら直進。15分ほど歩くとエカマイ・ソイ12の角に出る。この角を右折して同ソイに入ったら直進。8/1番地まで進んだら到着。トータル20分ほど。
行き方(写真つき詳細)
BTSエカマイ駅の1出口を出ると、降りる階段があります。これを降りてそのままほんの少しまっすぐ歩くと、スクンビット・ソイ63(別名エカマイ通り)が交差した角に出ます。
角まで出たところ。いまバイクが出てきているのが、これから歩いていくスクンビット・ソイ63(別名エカマイ通り)。右側向かいに見えるビルに入ったシャレオツな黒っぽい店は「The Coffee Club」。さて、右折しましょう。
スクンビット・ソイ63に入って直進すると、右手にはしばらくのあいだ、シャレた屋外レストランが並びます。写真を撮り忘れてしまったしタイ文字読めないので、なんて名前かもわかりません、すいません。しばらくずーっとまっすぐ進みましょう。ずっと歩道があるので、交差点以外は比較的安心して歩けます。
数分進むと左手(道の向かい側)に飲み屋など見えてきます。「黒田」という日系の焼き鳥やの黄色い看板が見えたりします。
黒田の隣にはタイスキのMKレストラン。これが見えたら道が合ってるので安心して。
そこからしばらく進むと、右手にスーパーのBigCが見えてきます。ここまで、疲れた女の足でトータル10分ほど。このあたりは華やかに賑わっていて、いろんな国のレストランなどがあります。街路樹の緑もきれいだし、歩いていて楽しかった。
さらにがんばって5分ほど進むと、スクンビット・ソイ63とエカマイ・ソイ12の交差している角に出ます。写真がわかりにくくてすみませんが、中央に小さく写ってる青い案内板に「12」の文字が見えます。
ここを右折してエカマイ・ソイ12に入ります。あと少し。でもこのソイは歩道がなくて、われわれの歩きたいあたりをずらっと車が路駐してます。対向で突っ込んでくる車に轢かれないように気をつけて。ここを5分ほど歩くとこういう旗が立ってます。到着!
後日談(2015年7月18日追記)
先生に考えるな(、感じろ!) と言われたというエピソードを友人に話したところ、「先生はブルース・リーなんだね」という話に。「考えるな、感じろ!」はかの武術家ブルース・リーのあまりにも有名なセリフですが、そうだ、そういや先生もリーさんじゃないか。もしかして何か狙ってる…? こんど行ったら「あなたはドクター・リーだけどブルース・リーみたいなこというのね」って言ってみよう。
中国や韓国の人で李さん(リーさん、Lee)ってホント多いですね。日本でいう佐藤・高橋・田中ばりに多い。
注意
・こちらの記事掲載の情報は2015年7月時点のもので、変更される場合があります。この治療院は数年ごとに移転しているようですので、特に所在地と連絡先の情報が最新かどうかを確認することをおすすめします。
・こちらの記事に掲載の情報は、上に掲載しています公式サイトの各言語バージョン、ウィキペディアなどから著者が収集・翻訳したものです。
・ファラン向けと思われる英語の詳しい公式サイトが別にあります。ここではDr.Leeのより詳細なプロフィールなど、もっと詳しい情報が掲載されていますが、コピーライト表記があったため、ここからの情報の翻訳・転載は控えました。英語が読める方はどうぞ。
Oriental Medical Therapy |
http://oriental-medical-therapy.com/
・詳しくは書きませんが、曹渓宗については一応、上に書いたウィキペディアの記事を読んでおくと、不要なトラブルを避けられるかもしれません。最後までざっと読めば、筆者の言いたいことが伝わるかも。先生ご自身は、上に書いた通りとてもご親切でお優しかったです。