灼熱のタイではベビーパウダーが必須。使わないとあっという間にあせもができます。ということで、ジョンソン・エンド・ジョンソンのベビーパウダーを毎日夫婦でバフバフ使ってたらあっという間になくなりました。それで、せっかく買うなら地元で愛されているものをと思い、現地ブランドのものを購入。缶がレトロで可愛いし。今回はその話です。
ちょーー涼しい!!!
値段は150gで34バーツ(120円ぐらい)。ジョンソン・エンド・ジョンソンのと比べてやや安いぐらいだったかな。ちなみに欧米系ドラッグストアのBootsにはなくて、スーパーで発見。
香りはクラシック、ラベンダー、クールピンク、オーシャンフレッシュとありますが、まずアプローチすべきは王道だろうと思い、クラシックを選択。香りは甘くて爽やかで可愛らしく、どこか懐かしいラムネみたいな香り。バラ感は特に感じないのですが、ほかの香りのパッケージの傾向からいうと、こちらにはバラの香料も入っていると思われます。
ワクワクしながら手にとってみると、ジョンソン・エンド・ジョンソンのに比べて粒子が荒く、ザラッとして重たい。触感はイマイチです。しかし、肌にのばしてみると… ヒャー!!! ちょー冷たい、涼しい、っていうかむしろ寒いぐらい!? そして、これをのばした肌のサラサラ感がハンパないです。さすが灼熱の国タイの商品。
たぶんこの強烈なスースー感はメントールとカンファーから、そしてサラサラ感は、ベビーパウダーに通常配合されているタルクのほか、さらに皮脂・水分の吸着力が強いカオリンが配合されているからかと。
ともかく、肌をサラサラでクールにするのにはほかに類を見ないほど高い効果を発揮するかと。ただしそのぶん肌への刺激も強いので、敏感肌の方などは気をつけて。筆者の場合、身体にパウダー塗ったあとの手なんかちょっと乾燥するし、皮膚が薄いところはちょっとヒリヒリ感を感じることもあるかも。
スネークブランド プリックリーヒート クーリングパウダー クラシック 使用成分
タルク、カオリン、カンファー、香料、メントール、トリクロカルバン、着色料
トリクロカルバンは殺菌成分です。おそらく、あせも用にと配合されてるのかな。この成分は殺菌力をうたう石けんなどに広く配合されています。しかしこの成分は、最近あちこちで人体への安全性についていろいろ言われており、まだはっきりとしたことはわかっていません。心配な方は避けてみるのも手です。筆者は肌に何か問題出ないかぎり使おうと思ってますが。
ここのブランド、赤ちゃん向けのベビーパウダーをほかに出してるので、赤ちゃんや子どもさんにはそちらがいいかもしれません。ちなみに、プリックリーヒートって「あせも」って意味です。正確にはこの商品、ベビーパウダーじゃなくてあせもパウダーなのね。
スネークブランドの歴史
公式サイトはこちらです。(英語・タイ語)
The British Dispensary (L.P.) Co., Ltd : Personal Care & Health Care http://www.britishdispensary.com/en/index.php
スネークブランドは、「ブリティッシュディスペンサリー」という会社のトレードマーク。ブリティッシュディスペンサリーは、もとはイギリス人医師が作った、薬剤師常駐の薬局(場所は不明)。このトレードマークをタイ人医師がタイ国内で引き継ぎ、あせもパウダーなどを売りだしたのが始まりなよう。だからブリティッシュなのね。ちなみに、ディスペンサリーとは薬局とか診療所という意味です。
商品一覧をみると、いろいろなパウダーだけでなく、タイでよく見かける地元っぽいコロンや化粧水なんかもたくさん作ってるよう。筆者はヘアトニックに興味をひかれました。気持ちよさそー、使ってみたい!!
また購入したらレポートします。
国民的あせもパウダーなんですね.汗かきの子供にも使えるといいな~
返信削除Yutakakuwaeさま>
返信削除コメントありがとうございます。子どもだと体重のわりに表面積大きいし、冷えすぎてガタガタ震えたりするかも笑 カンファーも入ってるしけっこう刺激強いので、サラサラ重視ならジョンソン・エンド・ジョンソンのベビパにカオリン混ぜてみるのも一手かもですね。酸化亜鉛でもいいけど、あれほんと乾燥するしなー。