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2015年6月22日月曜日

タイの国民的せっけん マダムヘン・ナチュラルソープ(Madame Heng Natural Soap)



今回はタイの国民的せっけん「マダムヘン・ナチュラルソープ」を紹介します。

その昔、マダム・ヘンと呼ばれる中華系のタイ人女性が自分で研究しながら作ったせっけんから始まったマダム・ヘンシリーズ。ちょっと独特なハーブ処方が特徴で、タイの風土に合った効能効果とリーズナブルな値段から国民的人気を獲得。タイ人でも外国人でも、大量購入する人が多いです。

Madame Heng Natural Soap Care Spaというラインに、Rose, Mint, Woodがあります。著者がいままでに試したのはローズとミント。150g(手のひらにずっしり)で60バーツ(200円強)。どうやら日本人向けの通販とかでは700円ぐらいで売られてる模様。3倍以上ですね…

ナチュラル感を醸し出す、荒いデコボコした型押しのせっけん。泡立ててみるとわりとサックリした泡。洗いあがりはとてもすっきりさっぱりで、さすが、たくさん汗をかく熱帯タイの気候にピッタリ。皮脂がすっきり落ちてさらさらになり、それでいて乾燥しないので、朝晩のシャワーにたっぷり使いたくなります。比較的溶けやすい石けんで、夫婦2人で使って1ヶ月ぐらいでなくなります。

ローズはかぐわしいというよりもわりかし薬臭い印象。ミントはどちらかというと和ハッカを思わせるような、ちょっと懐かしい甘めの香り。どちらもユニセックスな印象ですが、著者はミントのほうが好みかな。どの香りにもメントールは入っているので、どれも使用感はスッとしてます。

来タイ直後にわざわざこちらのDoveのボディーソープなんか買ってしまったのですが、この石けんに出会ってしまったらちゃんちゃらおかしくてそんなの使ってられません。先にこっち買えばよかったです。

さっぱり洗い上がったら、すねや腕、顔に、肌がまだ濡れてる間にニベア青缶をうすく手のひらに伸ばしたもので軽くフタして完成。これで全身お肌は超健康です。


マダムヘン・ナチュラルソープの使用成分


食品や化粧品の成分表をねっとりと読み込むのが趣味の著者。以下の情報は物好きの著者が添付文書の英文を書き起こしたうえで日本語にしたもので、現時点ではほかにない希少な情報です笑 本家のサイトにさえ載ってない。英語表記がすんごい怪しくて難儀しました。

Ingredients:
sodium palmitate, aqua, lonicera japonica, rinacanthus nasutus, menthol crystal, ground chondrus crispus, tocopherol acetate

使用成分:
パルミチン酸ナトリウム、水、スイカズラ、メントール、カラギーナン、酢酸トコフェロール

※このほか、それぞれの香りにつきそれぞれのfragrance(香料)と着色料が入っています。

マダムヘン・ナチュラルソープ使用成分の効能など


・パルミチン酸ナトリウム


せっけんを構成する脂肪酸の種類のひとつ。皮脂を落とす力がわりかし強いタイプ。土地柄、おそらくパーム油を使っていると思われる

・スイカズラ


抗菌作用や解熱作用をもつ

・スネークジャスミン


アーユルヴェーダでも使われるハーブ。止血作用をもち、慢性皮膚疾患(湿疹やあせもなど)に効く

・カラギーナン


増粘多糖類。保湿作用をもつ

・酢酸トコフェロール


肌活性化・血行促進作用をもつ。肌あれ、シミ・そばかす、ひび・あかぎれに効く


石けんの脂肪酸の種類とか、ほかのハーブ類の処方とか、確かに熱帯向きだと思います。昔は自分で石けん作ったことあるほど石けんにハマッた者としては、とても興味深い!

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